ユニトライク株式会社は、2024年8月に石川県輪島市に「ユニトライク奥能登ラボ」を開設いたしました。
当社は、障がい者就労支援施設で製作された木工製品を建設現場で使用することで社会貢献を図るサービスを全国展開しています。2024年の能登半島地震により奥能登の林業は甚大な被害を受けました。当社はその支援を目的として「ユニトライク奥能登ラボ」を設立し、地域の復興を目指しています。
能登ヒバの特長を活かした製品
石川県の県木である能登ヒバは、密度が高く耐久性に優れ、防虫・防腐効果も高いのが特徴です。これらの特性を生かし、「Made in 能登」の能登ヒバ単管バリケードを製作し、全国への販売・レンタルを展開しています。販売収益の一部は「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付させていただきます。
地域との協業による製作
単管バリケードの製作は、石川県輪島市で障がい福祉サービス事業所を運営する株式会社奥能登元気プロジェクト(代表取締役:奥田和也)と協業して行っています。ユニトライクは企画・販売・レンタルを担当し、奥能登元気プロジェクトが製作・レンタル管理を担当しています。また、タイヤストッパー、プランター、ベンチ、木杭などの製品も製作しており、タイヤストッパーと木杭については販売のみを行っています。
カーボンニュートラルへの取り組み
建設業界ではカーボンニュートラルへの取り組みが進められており、プラスチック製の単管バリケードを能登ヒバ製に置き換えることで、1台あたり3.2kgのCO2削減が可能です。
ユニトライク奥能登ラボの役割
ユニトライク奥能登ラボは、地元企業やさまざまなステークホルダーと協力しながら、奥能登の復興と地域経済の活性化を目指しています。多様な人々が知恵を出し合い、共に働くことで、地域が元気になり、地域で働く人々の活力を引き出す拠点として活動を展開してまいります。